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専門用語


「ヒュメリア」
人間だけで統治され、人間以外の他の人種を排除するという思想を持った国々の通称。
ヒュメリア本国とその属州からヒュメリア連邦は構成されている。
近年はヒュメリア本国に新たに強硬路線の国王が即位した事もあり、
ヒュメリアの他国侵攻は激しさを増している。

「ダーガルス」
あらゆる人種で構成され、ヒュメリアに従属せず長年抵抗を続けている国家。
ダーガルスとは元々"ダーガル"という人物が、
ヒュメリアの選民思想に反発して反ヒュメリア体制を掲げた事がきっかけで誕生した反政府組織であった。
月日と共にヒュメリア国内の体制に疑問を持った者や迫害を受けた人々が結集し、
現在の"ダーガルス"は建国され勢力を強めていった。
元々様々な人々を掻き集めた組織であったためか、
その名残として軍の規律も比較的緩く、
兵士は各々の好みに合わせた装備を携行する事が許されている。

「メジハ村」
ヒュメリアとダーガルスどちらにも属さない中立の村。
周囲は豊かな自然と高低差の大きい崖に囲まれており、
人種に関わらず様々な人々が生活をしている。
村の中には小さいながらも孤児院が建っており、
戦争や事故によって身寄りの無くなった子供たちを引き取っている。
            

人種


「人間」
世界中で最も数が多く、唯一魔法が使える人種。
人間の中でも微妙な差異が認められ、
血統的に強力な魔法が使える者は魔人族、
といったように区分される事もある。

「ウェアウルフ」
犬に良く似た外見を持った人種。
人間のように魔法は使えないものの、
優れた嗅覚と運動神経を活かし兵士として身を置く者も多い。

「リザードマン」
爬虫類の特徴を持った珍しい人種。
四肢を欠損しても、3年ほどで完全に欠損部位を再生する能力がある。
ごく稀に巨大な身体を持った個体が誕生することがあるが、
その者は畏怖と敬意を表す"ドラゴン"という敬称で呼ばれる。

「オーク」
豚に似て筋肉質な体をもった人種。
筋力が非常に高い一方で、
他の人種に知性がやや劣っているため、
そのほとんどは肉体労働の仕事に従事している。

魔法


「魔法の概要」
人間のみが使用する事が出来る技能。
物を発火させたり傷を癒すなど、その性質や能力の大きさは人それぞれで一概に種類を区分する事は難しい。

「魔法が使える事こそが、人間が最も優れた種族である証明である」
という思想の骨子によってヒュメリアの人間至上主義は成り立っている。
実は人間でも魔法を使える者の数はあまり多い訳では無く、人間全体の1%程ではないかと言われている。

俗説では魔法が使えるかどうかは血統が大きく関係しているとされ、
代々魔法が使える家系はその子孫も良く似た性質の魔法を使えると噂されている。
しかし、魔法が使える者のいなかった家系でも突然魔法を使える者が生まれる事もある。
魔法の発現には血統以外の要素も絡んでいるようだ。

基本的に魔法は体の末端から発せられる事が多く、特に手から発する場合がほとんどである。
しかし中には手以外の部位から魔法を発する者も存在し、
修練によっては武器を通して魔法を流したり、離れた対象に直接触れなくても魔法の影響を与えることも可能である。
しかし、これらの技術の習得は非常に難しく、
例えば武器から魔法を発する場合はその武器を自身の体の一部として扱えるまで修練を積む必要がある。
魔法を発生させるためには魔力だけでなく集中力も重要なため、焦っていると上手く魔法を発する事は出来ない。

魔法の特徴の一つとして、自身が使用する魔法のダメージは自身に反映されないというものがある。
そのため、炎を出す魔法を手から発しても本人の手は火傷を負わないのである。
ただし、他者が使用する魔法が同じ性質の魔法であった場合は、ダメージを受けてしまう。(例:炎能力者には炎の魔法も効く)
自身には魔法のダメージが反映しないため、同様に普段は特に意識しない身につけている服飾品も魔法の影響を受けない。
手にする武器も普段から意識しないレベルにまで体の一部とする事が出来たならば、武器から魔法を発する事も可能となる。 (修練が足りないと武器が自身の魔法で破壊されてしまうことも)

「魔法の種類」
氷魔法:カイルが使用していた魔法。空気中の水分を凍結させて氷を創り出す。
回復魔法:対象の治癒力を増大させる。治癒力を増大させるだけなので、失った四肢の再生や病気の治癒、死者の蘇生などは出来ない。

「魔力」
RPGでいうMPのようなもの。体力のように一度使ってもいずれ回復し、訓練次第で限界値を高める事も出来る。
魔法使用者は魔力を使って魔法を発するため、魔力が尽きると魔法は使えない。
魔力の消費は手から発する時が最も少なく、逆に離れた対象へ発する場合は大量に消費する。
また、そこに無い物を発生させるよりも、そこにあるものを利用・操作した方が魔力の消費は抑えられる。(例:火事の現場では炎魔法は強い)
魔法を使用する者にも「無い物をそこに発生させる魔法」「そこにあるものを操作する魔法」それぞれに得手不得手があり、
それらを上手く組み合わせてこそ魔法を効果的に運用できる。 (例:種火を魔法で発生させた後、その種火を強化する事で一度に炎を発生させるより魔力消費を抑えられる)
           
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